御堂筋NEWS

さまざまな角度から御堂筋をご紹介します。

【平野町街園】2021年度秋冬の様子

平野町街園とは、御堂筋と平野町通が交わる平野町3丁目交差点に位置する歩道上の4つの植込みの総称です。2020年10月、当会が大阪市により御堂筋の道路協力団体に指定された(大阪市ホームページ)のを機に、「御堂筋ビジョンに基づく、道路協力団体としての道路空間の高質な維持管理」と「地球環境の変化や経済社会の変化などの様々な変化に対応するモデル(環境、サスティナブル、ローメンテナンス)」を目的として、2021年3月に再整備を行いました。季節変化による植物の自然な姿が楽しめる平野町街園。再整備から約8ヶ月〜11ヶ月経った今年度の秋冬は、整備時とはまた違った様子を見せていました。

10月から12月の様子

(左)12月の大阪ガスビル前の様子、(右)11月のタイムズ前の様子

(左)12月のタイムズ前の様子1、(右)12月のタイムズ前の様子2

大阪ガスビル前とタイムズ前には、ガーデンの見せ場となっている黄金の穂が美しいグラスがあります。名前は、カラマグロスティス‘ブラキトリカ’と言い、葉が緑からオレンジに変わりつつあります。(写真:左上)大阪ガスビル前では、横の紫色の花が美しいアスター‘リトルカーロウ’との自然の色のコントラストがお楽しみいただけます。

(写真:下)タイムズ前は、葉色のコントラストが最も美しい季節となり見所です。シルバーの葉っぱが美しいシロタエギク、オレンジ色が鮮やかになってきたカレックス‘プレーリーファイア’、黄色やオレンジ色に紅葉したユキヤナギなどがはっきりと見てわかります。

(左)12月のあいおいニッセイ同和損保 御堂筋ビル前の様子、(右)11月の同ビル前の様子

(左)12月のあいおいニッセイ同和損保 御堂筋ビル前の様子、(右)12月の御堂筋野村ビルの様子

大阪ガスビル前と同じく、あいおいニッセイ同和損保 御堂筋ビル前では(写真:左上)、秋を象徴する紫色のアスターの花が見事に満開でした。そして、咲かせた後も美しいシードヘッドを楽しませてくれました。別の角度(写真:右上、左下)では、赤い帽子のようなお花のヘレニウム‘ルビーチューズデイ’のシードヘッドが美しく枯れ姿を見せてくれています。(写真:右下)御堂筋野村ビル前は、夏に薄いブルーのブラシ状の花を多く咲かせたアガスターシェ‘ブルーフォーチュン’には多くのハチが集まっていましたが、花が終わり花殻となっています。枯れが進んだ葉は緑色からライム色に変化しています。

*シードヘッド 
種をつけた花殻(花が咲き終わった後の姿)を指します。ふさふさの綿毛をつけたり、サヤをつけたり種類により独特の美しい造形のものがあるため、取り除かずにあえて残して、それらを観賞して楽しむ人々が増えています。

1月の様子

(左)1月の大阪ガスビル前の様子、(右)1月のタイムズ前の様子

(左)1月の御堂筋野村ビル前の様子、(右)1月のあいおいニッセイ同和損保 御堂筋ビル前の様子

12月から1月になり気温が下がったこともあり、ようやく平野町街園の冬の景色が始まりました。(写真:左上、右下)大阪ガスビル前、あいおいニッセイ同和損保 御堂筋ビル前で秋に見事に咲き誇っていたアスターは、ほとんど花殻となりました。花殻となったシードヘッドも綺麗で見所があります。(写真:左上、右上)大阪ガスビル前、タイムズ前の黄金の穂が目立つカラマグロスティスの葉はすっかりオレンジ色に変わりました。

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