「布」

佐藤 忠良

寄贈者:株式会社大和銀行 除幕日:1993.3.29

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さりげない仕草でスッと立つ裸婦、左手に持った布が絶妙のアクセントになっている。この彫刻は、佐藤忠良の比較的最近の小作品であるが、佐藤の到達した円熟したスタイルがよく現われた秀作である。動きも肉付けも極端に抑制されたこの作品には、静かで確かな存在感と豊かなポエジーが漂い、観る者にさわやかな印象を与える。

布/佐藤 忠良


作者プロフィール

1912年、宮城県生まれ。東京美術学校(現・東京芸術大学)彫刻科を卒業後、新制作派協会彫刻部の創設に参加し、会員となる。戦後は、日本の具象彫刻界を代表する作家として国内外で活躍、1981年、日本人としては初めてパリの国立ロダン美術館で個展を開くなど国際的な評価を獲得。

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