「ヴェールを持つヴィーナス」

オーギュスト・ルノワール

寄贈者:鴻池グループ 除幕日:1993.3.29

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印象派の巨匠ルノワールは、1903年から彫刻も手がけるようになり、豊満な裸婦を描いた晩年の絵画からそのまま抜け出してきたような裸婦像をつくりだした。とくに1912年疾病してからは絵筆を持つのも不自由となり、彼のデッサンを忠実に三次元に置き換えたリシャール・ギノーの協力を得て、以前にもまして積極的に彫刻に取り組むようになった。この作品もその時期の制作である。

ヴェールを持つヴィーナス/フランチェスコ・メッシーナ


作者プロフィール

ルノワール(1841〜1919)は、わが国でもっとも人気のある画家である。あふれんばかりの豊饒な色彩が乱舞する少女や裸婦を描いた絵画はよく知られているが、その彫刻作品はあまり知られていない。彼が彫刻に手を染めたのは1903年、60歳を過ぎてのこと。その制作は1913〜15年にピークを迎える。

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